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医療法人芍薬会 灰本クリニック 管理栄養士 渡邉志帆

Author:医療法人芍薬会 灰本クリニック 管理栄養士 渡邉志帆

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第2回尾張一宮糖尿病ケア研究会で「ローカーボ食」をご紹介しました
こんばんは。篠壁です。
先週土曜日、名古屋市で開催された第2回尾張一宮糖尿病ケア研究会でローカーボ食の講演をさせて頂きました。看護師と管理栄養士、総勢60名ほど参加された会でした。
参加された方々は非常に熱心な方ばかりで、多くの質問を頂き大変有意義な時間を過ごすことができました。
今回、実際に日々糖尿病患者さまの治療に関わる医療関係者の方々にローカーボ食のご紹介できたこと大変光栄に思っております。
このような機会を頂きましたこと、この場を借りて御礼申し上げます。

ローカーボ食を初めて聞いた方、なんとなく聞いたことがあるような方、今までの食事療法とは根本的に発想が異なるため、なんだか違和感を感じた方もいらっしゃったかもしれません。
学術的、生化学的なことから栄養指導の実際、症例まで駆け足でご紹介しましたので、不十分な点も多かったかと思い、申し訳なく思います。

現在、当院含む、ローカーボ食により食事療法を導入している医療機関では、実際に多くの患者さまがこの食事療法で内服薬を減少できたり、速やかに数値が改善したり、その成果は学術的に証明することができています。しかしながら、包括的な医療という視点から考えますとまだまだ分からないこと、検証しなくてはいけないことが多いことも事実です。

今月5月よりNPO法人となりました日本ローカーボ食研究会では、より科学的に安全で効果的なローカーボ食の確立を目指しております。より多くの方々にご参加頂き、多くの患者さまのより良い生活に貢献できればと思っております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

篠壁 多恵




★お知らせ★ | 21:28:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
第2回日本ローカーボ食研究会学術集会が開催されました
 2月5日(日)名古屋にて第2回ローカーボ食研究会学術集会が行われました。
症例を中心とした演題8題,教育講演,そしてローカーボ食の試食会が行われました。前回よりも多くの先生方に,現在,臨床現場で実施しているローカーボ食介入症例を紹介頂きました。今回はその効果だけではなく,臨床を通して見えてきた様々な問題点も挙げられ,私たち研究会が目指す「より安全でより効果的なローカーボ食の確立」への今後の新たな課題が提示されたように思います。
ローカーボ食実施時のアルコール摂取の評価について,食事日記評価や自己血糖測定の意義,管理栄養士のいない施設における医師によるローカーボ食の指導,1施設におけるカロリー制限食との併用指導,糖尿病内服薬の扱いなど,大変興味深く拝聴しました。そして,これこそが現在のローカーボ食の実情だと実感しました。

ローカーボ食を実施するということは,これまでのカロリー制限食の実施とは異なった予想外な状況が起こります。特に内服薬の調整やBW減少,血圧,血清脂質への影響など多くDrが大変興味を示されたことが印象的でした。
そして,食事療法の実施に関しては,ローカーボ食の実施のしやすさを改めて感じたのと同時に,より深い理解と継続指導の必要性も感じました。どのような食事療法でも共通していることは,飲むだけでいい内服薬による治療とは大きく違い,生活の一部であるということです。食生活環境,嗜好など多くの影響を受けます。これらの詳細な状況へのケアも含めた指導が臨床現場における栄養指導です。器は変わっても,食事指導を実施する医療従事者が誠意を持って,患者さんと真剣に向き合い治療に取り組むことには変わりありません。ローカーボ食の特徴をもっと患者さんの生活に組み込んだ指導方法の普及も今後の課題だと思いました。

これからも,糖尿病治療に真剣に取り組む医療従事者の方々の様々なご意見を頂ければと思います。
ご参加頂いた方々,お忙しい中ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。

篠壁 多恵

★お知らせ★ | 10:21:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
第2回ローカーボ食定期勉強会の感想
おはようございます。篠壁です。

先週22日第2回ローカーボ食定期勉強会が行われました。
これはもっと気軽により臨床的にローカーボ食治療を学びたい医療関係者で行っている勉強会です。
今日は当院の管理栄養士,堀 萌子の感想をご紹介します。

<第2回ローカーボ食定期勉強会の感想>
堀 萌子

 平成24年1月22日愛知県春日井市にて「ローカーボ食定期勉強会」が行われました。今回で2回目を迎えたこの勉強会ですが,前回同様,医師、薬剤師、管理栄養士など13名が参加し,他職種(医師、薬剤師、管理栄養士)で構成されたグループワークでの症例検討や英論文抄読会,ローカーボ食品の試飲などを行いました。また今回から管理栄養士によるミニ栄養講座も実施されとても充実した会になりました。

私はローカーボ食を勉強したいと思い、昨年4月から灰本クリニックに入職しました。当初は単にローカーボ食の効果に興味を持ったことが始まりですが,勉強するにつれて厳しいローカーボ食を行うことでリスクもあるということを知りました。日々の栄養相談や勉強会、学術集会を通して少しずつですが、自然科学に対する考えが身に付いてきたように思います。

今回の症例は、糖尿病に加えバイパス術後、前増殖性網膜症、脂質異常症、C型肝炎など多くの既往がある患者さんのローカーボ食導入時の治療方針を検討するものでした。内服薬の減量や肝硬変の有無、血糖、脂質異常、体重コントロールなど広い視野で患者さんを診ることを学びました。その中で,特に勉強になったことはインスリン4回打ち(朝昼夕、就寝前)を実施している患者さんがローカーボ食を導入するにあたり,医師や薬剤師のインスリンの処方量に対する考え方を聞けたことです。これまで,私は低血糖がほとんどなくコントロールの良い方の栄養相談の経験はありましたが、そこに行きつくまでに低血糖の有無や薬の調整、食事療法が上手くやれているかなど,あらゆることを考えながら治療していく難しさを感じました。また、他職種のグループワークにより、治療方針をグループでまとめる工程は、医師の治療に対する考え方を聞くことが出来て,大変勉強になりました。しかし,その一方で管理栄養士としての意見も求められるため、日々の栄養相談を行うだけでなく患者さんの傾向やデータをまとめておくことも必要だと感じました。

ミニ栄養講座では,栄養相談で普段患者さんからよく聞かれる質問が凝縮されており、とてもわかりやすかったです。英論文の抄読では、初めは分厚い辞書片手に丸一日かかって読んでいましたが、次第によく使う単語や言い回しに慣れ、少しずつ読むスピードも速くなってきました。学生時代、論文を読む機会がほとんどなかったので、論文を読み最新の情報を入手するという考え方も大変勉強になっています。

定期勉強会は4~5人のグループワーク形式によるため、他職種の考えを身近に聞くことができ、同職種の意見交換ができる大変有意義な勉強会です。今後、管理栄養士の参加が増え、互いに勉強し情報交換できれば嬉しく思います。


★お知らせ★ | 09:24:59 | トラックバック(0) | コメント(0)
第2回学術集会のお知らせ
こんにちは。篠壁です。

今日は,昨年7月に行われました第1回学術集会に引き続き,来月2月5日(日)名古屋で行われる第2回日本ローカーボ食研究会学術集会のお知らせです。
(ローカーボ食に携わる医療関係者,食品会社対象で,一般の方々は参加できません。すいません。

今回は,前回より演題数も増え,症例報告が中心になります。
ローカーボ食による食事療法開始後,うまくいった例いかなかった例など臨床的な演題が多く,ローカーボ食の勉強を始めたばかりの方,治療を開始したばかりの方にとっても,実際の臨床現場でいますぐ役立つ内容になっています。また今回は教育講演も行われ,海外大規模コホート研究からのローカーボ食最新情報が紹介されます。もちろん,最後の懇親会では食品会社からのローカーボ食試食会も行われます。

ローカーボ食事療法を興味はあるけれど,よく分からない,まわりにもやっている人がいない,話しだけでも聞きたい,是非やってみたい方など,前回もいろいろな理由で多くの方々にご参加頂きました。
この食事療法はまだまだ未確立です。多くの方々にご意見頂きより安全で効果的なローカーボ食の確立を目指しています。興味のある医療関係者,食品会社方々!参加お待ちしています。

詳しくはこちら↓↓↓
日本ローカーボ食研究会HP

★お知らせ★ | 13:38:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
今年第3回!「医療関係者対象のローカーボ食講演会」の報告
 12月4日(日)日総研出版主催の「ローカーボ食講演会 症例から理解するローカーボ食」が名古屋で開催されました。名古屋,大阪に続き再び名古屋と今年3回目の講演会になりました。内容はこれまでとは一新し,「ローカーボ食+糖尿病」だけではなく血圧や脂質異常症,腎症(Ⅱ・Ⅲ期)の合併,心臓バイパス術後,癌の発症後などローカーボ食実施とともに,さまざまな疾患が合併した症例を一例一例じっくり検討していく内容となりました。また,名古屋ハートセンター副院長,米田正始先生にも循環器の立場から症例にコメントをいただきました。全18症例,今回もみっちり5時間,約30名の医療関係者の方々にご参加いただきました。

まず,簡単にローカーボ食の復習,栄養指導方法を紹介後症例に移り,医師からは,患者さんの基本情報や背景,問題と治療方針,その後の経過などを,管理栄養士からは,患者さんの食嗜好・生活環境や特徴,摂取栄養素の変化,開始前後の食事日記と栄養指導のポイントを紹介しました。

今回の大きな特徴は,症例中心で食事療法以外にも細やかな内服薬の処方・変更方法,他疾患合併の際の治療方針,栄養指導における生活環境の注意点,指導方法など臨床的な視点を幅広く織り交ぜた内容にありました。これまでは,ローカーボ食の効果,生化学,研究データ結果,栄養指導の進め方,注意点など教科書的な内容でした。では,実際どうなのか?どうすればいいのか?これはローカーボ食指導者としては一番知りたかったことだと思います。今回の講演会では,そんな疑問にお答えできた部分も多かったのではないかと思っています。

栄養指導においては,ローカーボ食だからこその特徴だけではなく,より具体的な内容で,食べ物以外でも確認・考慮いただきたいこともお話しました。管理栄養士はもちろんのこと,医師や看護師の方々にも,今後の指導の参考になればと思っています。一方,私たちは今回改めてスライドを作ったことで,患者さんひとりひとりのより具体的な問題点,またもっと医師と管理栄養士で連携を深めるべき点などが分かり日頃の診療を見直す機会ともなりました。

米田先生の心臓外科医からのコメントが症例検討にさらに深みを持たせ,今までとは違う内容に大変満足した,という意見が多かったと聞きました。ローカーボ食の指導を始めたばかりで苦労している方,興味はあるけれど勉強する機会が少ない方,これからも研究会や講演会を通して一緒にローカーボ食を学べることができればと思っています。

篠壁 多恵


★お知らせ★ | 20:29:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
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