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医療法人芍薬会 灰本クリニック 管理栄養士 渡邉志帆

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第4回ローカーボ食研究会学術集会が開催されました
こんにちは、石原です。
2月2日(日)第4回日本ローカーボ食研究会学術集会が開催されました。当日の名古屋はあいにくの雨で足場の悪い中ではありましたが、会員の方を中心に80名を超える方々が参加されました。

 第一部は、2013年11月に発刊された教科書「正しく知る糖質制限食ー科学でひも解くゆるやかな糖質制限ー」の発刊記念シンポジウムで、各章を執筆された先生方からの解説がありました。
 本は現時点でのローカーボに関する利点と弱点を科学的に解明するというスタンスで書かれています。そして、スライドには、本に載っていないデータや画像などを使った解説が大変わかりやすく示されました。昼休憩を挟んでの5時間余りの会でしたが、その時間を感じさせませんでした。
 特に印象に残ったのは、高の原中央病院かんさいハートセンターの米田正始先生が解説された、ローカーボ食によるダイエットを心臓手術予定患者に試みられた例です。ローカーボ食は短期間での減量効果が優れている点に着目し、2-5kg減量し肥満を解消することで、低肺機能の改善、心不全の改善が見込まれること、術後のリハビリがスムーズに行えること、術後の感染症が少なくなるなどの効果があるとのことでした。手術時に内臓脂肪が視野を遮る動画は迫力があり、内臓脂肪があるとないとではかなりの違いがあることがよく分かりました。
 また,名古屋大学大学院医学系研究科の篠壁多恵先生が6か月間のローカーボ食による動物性たんぱく質の変化についての報告をされました。「ゆるやかなローカーボ」では懸念されていた赤肉からのたんぱく質の摂取の増加は10gほどであり、一般的な日本人の摂取量範囲を大幅に超えるものではないことが確認されました。特に春日井市では豚肉での摂取が増加しているらしく、これは現場で感じていたことと一致していました。
 第二部のパネルディスカッションでは、それぞれの先生方と参加者でローカーボ食の課題と展望についての議論がされました。現場で実際にローカーボ食の指導をされている先生方の意見を拝聴することができました。
 ローカーボは,やはり発展途上です。決して万能ではないこの食事療法が抱えている課題は何でしょう。今後,どのように展開させていくとよいのでしょう。しかし、ちっとも心細くはありません。それは,こんなにも頼り甲斐のある皆さんが真摯にこのテーマに向かっていらっしゃるからです。自分にとって,この日の会は、自分の心強さの根拠を直に確かめられる機会になりました。



★お知らせ★ | 23:42:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
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