2012-03-01 Thu
3月3日は「ひな祭り」です。桃の節句とも呼ばれ,女の子のいる家庭では、ひな人形や桃の花を飾り,健やかな成長を願います。ちらし寿司,はまぐりのお吸い物,菱餅,白酒をいただく風習が行事として定着したのは江戸時代からだそうです。それぞれの食事には、意味があるようですが、その中でも菱餅は様々な説があり、「草餅の上におめでたい紅白の餅を重ねた」という説や「緑が大地、白が雪、ピンクが桃の花を表す」という説、「緑は健康や長寿、白は清浄、赤は魔よけ」など、お祝いの意味が込められています。
栄養相談では、普段夕食で米飯を食べない方も「混ぜご飯(味付きご飯)にするとついつい食べてしまう」という話を聞きます。ちらし寿司もそのうちの1つかもしれませんね。
干し椎茸、にんじん、れんこん、卵を使った一般的なちらし寿司の糖質量はどのくらいでしょうか??
《ちらし寿司》4人分 ※レシピ本参照
材料:米飯2合(約720g)、干し椎茸4個、にんじん1本、れんこん1/2節、卵 1個、醤油大1.5、酒大1、みりん大2、砂糖大1.5、酢 大3
上記の材料で1人当たりの糖質量は約77.2.gです。(一人当たりの米飯量180gで算出)上記の分量では米飯量が180gと多いので、一般的な茶碗1杯(150g)で算出すると糖質量は約66gです。※茶碗1杯(150g)の糖質量は55g
ちらし寿司では、にんじんやれんこんの具材だけでなく、調味料も糖質が多いものを使うので食べ過ぎには注意が必要ですね。
その他、白米よりも玄米や雑穀米は炭水化物(糖質)量が少ないですか?と質問を受けることが多いので、玄米と白米の糖質量をまとめました。
玄米 (150g)248kcal 糖質量51.3g(食物繊維2.1g)
精白米(150g)252kcal 糖質量55.3g(食物繊維0.4g)
糖質量を比較すると,玄米の方が4g少ないです。(食物繊維を多く含むからですね。)
しかし,玄米にも糖質は含まれていますよ!気をつけてくださいね!
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