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医療法人芍薬会 灰本クリニック 管理栄養士 渡邉志帆

Author:医療法人芍薬会 灰本クリニック 管理栄養士 渡邉志帆

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第2回日本ローカーボ食研究会学術集会が開催されました
 2月5日(日)名古屋にて第2回ローカーボ食研究会学術集会が行われました。
症例を中心とした演題8題,教育講演,そしてローカーボ食の試食会が行われました。前回よりも多くの先生方に,現在,臨床現場で実施しているローカーボ食介入症例を紹介頂きました。今回はその効果だけではなく,臨床を通して見えてきた様々な問題点も挙げられ,私たち研究会が目指す「より安全でより効果的なローカーボ食の確立」への今後の新たな課題が提示されたように思います。
ローカーボ食実施時のアルコール摂取の評価について,食事日記評価や自己血糖測定の意義,管理栄養士のいない施設における医師によるローカーボ食の指導,1施設におけるカロリー制限食との併用指導,糖尿病内服薬の扱いなど,大変興味深く拝聴しました。そして,これこそが現在のローカーボ食の実情だと実感しました。

ローカーボ食を実施するということは,これまでのカロリー制限食の実施とは異なった予想外な状況が起こります。特に内服薬の調整やBW減少,血圧,血清脂質への影響など多くDrが大変興味を示されたことが印象的でした。
そして,食事療法の実施に関しては,ローカーボ食の実施のしやすさを改めて感じたのと同時に,より深い理解と継続指導の必要性も感じました。どのような食事療法でも共通していることは,飲むだけでいい内服薬による治療とは大きく違い,生活の一部であるということです。食生活環境,嗜好など多くの影響を受けます。これらの詳細な状況へのケアも含めた指導が臨床現場における栄養指導です。器は変わっても,食事指導を実施する医療従事者が誠意を持って,患者さんと真剣に向き合い治療に取り組むことには変わりありません。ローカーボ食の特徴をもっと患者さんの生活に組み込んだ指導方法の普及も今後の課題だと思いました。

これからも,糖尿病治療に真剣に取り組む医療従事者の方々の様々なご意見を頂ければと思います。
ご参加頂いた方々,お忙しい中ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。

篠壁 多恵

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★お知らせ★ | 10:21:30 | トラックバック(0) | コメント(0)