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医療法人芍薬会 灰本クリニック 管理栄養士 渡邉志帆

Author:医療法人芍薬会 灰本クリニック 管理栄養士 渡邉志帆

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ローカーボ食とハイカーボ食
こんばんは。
篠壁です。

以前,「お知らせ」にも記載しましたように,
現在「日本ローカーボ食研究会」の立ち上げと
そのHPの作成の準備を着々と進めています。

「日本ローカーボ食研究会」のHPは,
ローカーボ食の学術的情報や
私たちローカーボ食研究チームの臨床データ・症例報告,
また,ローカーボ食の効果・利点だけでなく欠点も正確に把握し,
その最新の科学情報を多くの医療関係の方々に知ってもらい,
それをふまえて科学的議論ができる場を提供を目指しています。

4月以降の配信を予定していますが,
このカテゴリーでは,HPにも掲載予定のローカーボ食の基本・学術的情報を
一足先にお届けします。

本日は当院院長,灰本 元より

「ローカーボ食,炭水化物,糖質などの用語の説明」についてです。




(1)ローカーボ食とハイカーボ食

 ローカーボ食は“低炭水化物食”のことです。
欧米の論文で一番使われているのは
low-carbohydrate diet(直訳すると“低い炭水化物食”)です。
私たちの医師,管理栄養士の仲間ではlow-carbohydrate dietを略して
low-carb diet,さらに略して文語では“ローカーボ食”,
口語では“ローカーボ”と言っています。
 
欧米ではcarbohydrate-restricted diet(炭水化物を制限した食事)と
表現する研究者も少なからずいます。
この食事療法の日本語の表記はまだ決まったものはありませんが,
私たちは「ローカーボ食」と表現することにしました。

 日本の管理栄養士では“糖質”という用語がありますが,
欧米では“糖質”に対応する用語は見あたらず,
すべて“Carbohydrate”=炭水化物に統一されています。
私たちは海外の雑誌へ投稿しており,
この食事療法による糖尿病治療ついての英論文は
私ども以外に日本ではみあたらないので,
欧米との整合性を保つために糖質制限ではなく,炭水化物(糖質)制限食としました。

それに対してハイカーボ食とは,
従来の高炭水化物・糖質+低脂肪=カロリー制限食のことです。
カロリーはグラムあたりを比較すると脂肪の方が炭水化物より高いので,
当然カロリー制限=低脂肪食になります。
カロリーをある程度摂らないと人間の筋肉や脳細胞がエネルギー欠乏を起こすので,脂肪を制限するならどうしてもカロリーの多くを炭水化物・糖質から摂取することになります。
このような従来型の食事療法をローカーボに対比して,
high-carbohydrate diet(直訳すると高炭水化物食),
略してハイカーボ食と私たちは呼んでいます。










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ローカーボ食の学術情報 | 21:21:12 | トラックバック(0) | コメント(0)